健康栄養学部 管理栄養学科
講義紹介
共通科目
情報リテラシ―Ⅰ(必修)
本講義では、「タイピング」「コンピュータ知識」「電子メール」「インターネット」「情報モラルと情報セキュリティ」「ワープロ」「表計算」の各分野について講義ならびに演習を通して学習し、コンピュータを日常で利用する上での必要な知識?技能を修得します。
問題発見演習Ⅱ(必修)
1年次の前期と後期にある問題発見演習は、4年間の演習の最初であり、ゼミ活動への入門の場でもあります。
問題発見演習Ⅱ(後期)では、入学当初の目標を再確認、あるいは、新たに目標を設定して、互いに支え合いながら達成を目指します。また、目標達成のための具体的な計画づくり、プレゼンテーション、中間報告レポート、ディスカッションおよび最終報告を行い、そのプロセスの中で、スタディ?スキルを養います。
主な専門科目
基礎栄養学(必修)
本科目は、専門科目の前提科目であり、栄養学の基礎的知識および技術を学習し、今後の学びの基盤となります。ヒトが食べることの意義、健康と栄養、健康の維持?増進、疾病予防へ活用できる基礎知識を習得します。具体的には、栄養の概念や各栄養素の発見など栄養学の歴史を学ぶとともに、五大栄養素であるタンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルの特徴や消化?吸収と栄養素の体内動態について概説します。生体エネルギー、摂食行動のメカニズム、水と電解質、遺伝子発現と栄養との関連について理解し、栄養素供給源としての食品や食品成分表、日本人の食事摂取基準や栄養比率等についても概説します。
臨床病態学Ⅰ(必修)
本科目では、診断のための身体診察と検査、疾患の治療、疾病の発症や進行、人体と微生物や毒性物質との相互関係について学び、病原微生物の感染から発症、その防御の機構を学びます。管理栄養士として健康管理にかかわる時に必要となる、疾病の病態、診断方法、治療法、合併症等を理解します。また、正常な体の細胞、組織、器官からどのような原因、経過で、疾病が発症し、進行するかを理解するとともに、生活習慣が疾病の中心である現代医療の中で、管理栄養士の役割が、極めて重要であることを理解します。
ゼミ紹介

喜屋武ゼミ
豊かな創造性?独創性を磨くこと」をモットーに、4年次の卒業研究につながるアカデミックスキルを学びます。テーマは学校給食や食育の可能性を追求し、さらに発展させていくこと。
給食調理場を対象とした調査や大量調理および食育の実践などを行い、管理栄養士(栄養教諭)としての実践力や研究力を身につけます。

國本ゼミ 「ライフステージに対応した栄養管理」
人間は、毎日食事をして生きています。健康に過ごすためには、年齢や環境に応じた食事を考えることが大切です。國本ゼミでは、赤ちゃんから高齢者までのライフステージ別の栄養管理や、スポーツ時、災害時などの環境に対応した栄養管理についての卒業研究を行っています。具体的には、嚥下調整食のレシピ開発、スポーツ時に効果的な食事など、学生自身の興味のある分野についてテーマを設定し、個人やグループで試行錯誤しながら進めています。