学生の皆さまへ

2020年4月27日
学長　　盛口　満

　新型コロナウイルスの蔓延により、沖縄県から大学への休業要請も出される中、自宅学習や入構制限の実施など、学生のみなさんが普段と異なった大学生活を送らざるを得なくなっている状況に、私たち教職員も心苦しい日々を送っています。私たちも、一日も早く、通常通り、みなさんの顔を見ながらの対面授業を行いたいという思いを抱いていますが、そのためにも、今は遠隔授業などを実施し、感染がこれ以上広がるのを防がなければなりません。

自宅学習期間は当初、5月6日までを予定していました。しかし、県内?国内の状況は、まだはっきりと終息に向かっていると判断できる状況ではありません。
そのため、自宅学習期間を5月30日まで延長することを決めました。このような状況にあっての判断であることを、どうかご理解ください。

なお、状況の変化により、5月30日以前に、入構制限の一部解除や、対面授業の一部許可などを行う場合がありえます。その逆に、自宅学習期間がさらに延長される可能性もゼロではありません。今後も、ホームページ等の告知に注意してください。

自宅学習期間中も、大学は単位認定が授けられる内容を遠隔授業、課題学習等で実施し、その学修を可能な限りサポートしていきます。取り組む内容については、担当教員から、引き続き指示があると思います。メール、Active Academyなど、必ず毎日チェックしてください。課題や講義内容、受信や提出方法等についての疑問等は担当教員だけでなく、各演習の担当教員、教務課などでも受け付けています。
通信機器の問題で困っている学生のみなさんには、WiFiルーターやパソコンの貸し出しを始めました。
また、そのほか大学生活全般についての質問?相談は学生支援課で受け付けています。

自宅学習期間は、普段に比べ行動範囲が限定され、精神的にもきついことがあると思います。教職員に相談ができることがあれば、ぜひ、声をかけていただけたらと思います。