後期授業がスタートし、1週間が経過しました。沖縄大学では、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中でも、遠隔授業などの手法も取り入れ、これまで大学での学びを止めることなくつづけてきました。後期授業につきましては感染防止対策をとった上で本学の定めた活動制限指針にのっとり、収容定員の50％未満の受講生であることなどを条件として、対面授業をスタートさせています。

（10月1日4限目：専門演習b池間ゼミの講義風景）

10月1日4限目に行われたこども文化学科池間ゼミ（専門演習b）では、全員がマスク着用し、間隔をあけて、講義が実施されていました。この日は教職科目の履修状況等を確認、3年次の学生は来年度の教育実習や教員採用試験に向けて、取り組みがスタートしています。盛口ゼミ（専門演習b）は理科室で「はぜの木からロウソクが作れるのか」の実験を行っていました。間隔をあけて、アルコール消毒等も行い、換気をしながら、講義を受講していました。

照喜名愛香さん（写真左：こども文化学科3年次）。リモート講義の良さもあったけれど、対面講義は意見も言いやすいし、人に会うっていいなと感じています。新型コロナの影響を受ける前までは、授業に対しても受け身でいたんですが、コロナ禍のなかで、今できることには積極的に行動するようになりました。授業のことはもちろんですが、来年の教員採用試験に向けた情報収集等、たくさん吸収したいです。

儀武桜さん（写真右：こども文化学科3年次）。対面授業が再開でき、やはり先生との対話の重要性を感じています。今のうちに先生から学べるものを学びたいと思います。今までは感じていなかったけど、対面で人に会えることが有難いなと感じるので、授業も大学生活も充実させていきたいです！

沖縄大学では、今後も、対面授業を軸としつつも、状況をみながら遠隔授業への切り替え、併用もおこないながら、コロナ禍の中でも学生の学びを確保していきます。