学業と子育てを両立し、休学することなく、来月無事に卒業を迎える経法商学科4年次の津波樹さん、葵さん夫婦が本日（2月2日）琉球新報の取材を受けました。

二人は、2019年10月に学生結婚、翌年5月に出産を迎えることになりましたが、葵さんは出産ギリギリまで講義に出席し、出産翌週には講義に参加し単位の修得に励みました。また、樹さんは自分たちと同じ境遇の若年結婚?出産を経験した人たちをテーマとした卒業論文を仕上げ、将来の不安や世間からの偏見等を少しでもぬぐえたらとまとめています。

就職についても子育てに理解がある企業の情報をゼミの先生方から得て、就職活動に励み、樹さんも葵さん共に内定をもらっています。「とにかく4年間で卒業をしたいと頑張りました。コロナ禍でリモート講義が多くなったこともプラスに運んだと思います。なによりも、ゼミの先生や講義担当教員の理解があったことが大きかったです」と葵さんは語ってくれました。

樹さんのゼミ担当の成定洋子教授は「自分のことで精一杯という学生がほとんどのなかで、二人が学業に励みながら一生懸命丁寧に子育てしている様子は、他の学生にも良い刺激になった。休学せずに4年間で卒業したことは本当に二人が協力し頑張った証だ」と話していました。

本日取材された内容は来週以降、琉球新報教育面（金曜日掲載）に掲載される予定です。是非ご覧ください。