沖縄大学は米軍統治下の1958年、教育の機会均等を目指した嘉数昇先生によって創設され、今年で65周年となります。日本復帰の際に、廃校の危機に瀕しましたが、県民の支援により存続を勝ち取り、県内で最も歴史ある私立大学として今日を迎えた沖縄大学は「地域共創」が創立当初からの変わらない理念です。昨年度は健康長寿日本一を県とともに作り上げていくべく沖縄で唯一の管理栄養士、第一種栄養教諭を養成する健康栄養学部の初の卒業生を輩出、司法試験ストレート合格を果たした卒業生、プロ野球ドラフト1位指名の仲地礼亜さんなど、素晴らしい学生たちを育てることができる大学に成長しています。
地域に根ざし慕われる大学として、今後も地域社会、そして世界を舞台に活躍できる人材育成に取り組んでまいります。

学長　山代寛