11月21日2限、福祉文化学科玉木千賀子先生の4年次ゼミでは、約1年かけて取り組んだ聞き書き本制作の振り返り会を行っていました。

今年も他者の話に耳を傾けるという学びの機会を得て、ゼミ生それぞれの持ち味を活かした世界にひとつだけの本を制作、先月までに協力いただいた語り手の方たちへ本をお渡し、活動を終えたようです。

今日の振り返り会では、活動を通して成長した点や活動の意義などについて学生たちの意見を発表しました。

「本をお届けしたときに、とても喜んでいただけたことでこの活動ができてよかった」との感想や「祖父母世代の生活をなにも知らないことに気づき、三線や方言に興味を持ち始めた」など、学生たち自身の変化や成長について率直な意見を伝えあっていました。

ひとりの人に真剣に向き合う活動は、人と人との新たな結びつきを生み出し、地域の中で支えあうという大事な一歩に繋がっているようです。