沖縄で活躍する人のビジネスヒストリーを伺い、視野を広げてほしいと企画している「OKIDAI THE 職人倶楽部」講演会が、6月7日学生食堂で開催されました。

第7回目の講師は、那覇市にコーヒーショップを2店舗経営している、Rokkan COFFEE オーナー奥武拓也さんをお招きして、コーヒーの魅力と観光立県沖縄のコーヒーツーリズムの可能性、農作物としてのコーヒーを取り巻く世界の環境などについてお話しいただきました。コーヒーテイスティングでは、粉の香り、お湯を注いでからの香り、そして味わうという流れで3種類の豆を比較、スペシャルティコーヒーと普通のコーヒーの違いを体感しました。

参加した学生からは「コーヒーの経済、歴史、これからの未来についてたくさんのことを知ることができた」、「複数の種類を飲み比べたことがなかったので、良い経験ができた」、「SDGsや食育について考えることができ、自分が消費者としてなにを選ぶかについて考える良い機会になった」、など多くの感想が寄せられました。

地球温暖化による気候変動により、25年後にはいまのような値段でコーヒーが飲めない日が来るかもしれないという話には、学生たちもとても驚いたようで、コーヒーから世界や経済といった多くのことを考える機会となったようです。