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2024.10.29#その他

ピカリと輝く沖大生!(69) 沖縄で夢を確実に!なぎなた全国3位!(こども文化学科1年 泉水ほのかさん)

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夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。首里高校時代は主将として全国優勝にチームを率いた経験を持ち、大学入学後は8月に福島県で開催された「なぎなたの第63回全日本学生選手権」で個人試合3位に、また今月開催された国体では演技の部で3位を決めたこども文化学科1年次の泉水ほのかさんを紹介します。

こども文化学科 1年 泉水ほのかさん

「なぎなた」をはじめたきっかけと沖縄大学進学を決めた理由を教えてください

小学校1年生のときに与那原のクラブチームに入りました。きっかけは、近所の仲良しの先輩に憧れてはじめました。そして小学校、中学校、高校となぎなたをやってきました。なぎなたを大学まで続けることを選択すると、ほとんどの人は県外の大学、鹿屋体育大学や国士舘大学へと進学するんですが、私は沖縄で小学校教員になりたいという夢があったので、その夢を重視したのと、後輩たちの指導も行える環境がよいと考え沖縄の大学に進みたいなと思っていました。オープンキャンパス(シンガクマルシェ)に参加したときに、沖縄大学の雰囲気がとても良かったことや実践的なカリキュラムが魅力に感じて沖大への進学を決めました。なぎなたを続けることは自分次第かなと、まずは勉強だと思いました。

大学生活はいかがですか

沖縄大学に決めてよかったととても実感しています。学科のメンバーはとても楽しい人が多いですし、後期からは観察実習や学校ごっこといったイベントもあり、実践的に学べる環境があり、とても充実しています。アルバイトはコールセンターに勤めていて、社会勉強になっています。

日本学生選手権(インカレ)に出場するには大学の部に所属していないといけないのですが、沖縄大学には「なぎなた部」はなかったので、大学に相談して部を新設していただきました。日々の練習は恩師に指導いただいています。いまは部員は一人なので個人戦にしかでられないのです。ただ、国体では県内の選手とペアを組み、出場するなど新たな挑戦もできました。成年の部では初出場だったので、悩みながら苦しい練習期間でしたが、3位になれてよかったです。もっと技を磨いて次出場できるなら優勝を目指して自分の技術を向上させていきたいです。

学業と部活、アルバイトの3つをメリハリをつけて取り組んでいます。1番に学業がおろそかにならないように気をつけています。

なぎなたの魅力について

なぎなた競技には、“試合”と“演技”の2つの競技があります。演技は練習をした分、結果が出ます。奥が深くて、どこまでも追及して技を磨くことができるところが楽しいです。努力を裏切らないところが好きです。技が多いので、試合の中でいろいろな攻め方が展開できるところや一瞬のすきを逃さずに、かけひきやせめぎあいをすることが楽しいなと思います。

今後の夢について

夢は小学校教諭になり、子どもたちになぎなたについて普及できたらと思っています。選手よりも指導者に興味があるので大学の4年間もそのような活動ができると嬉しいです。人と比べると変わっているのかもしれませんが、メチャクチャ働きたいんです。なので仕事はとても忙しい職業がいいなとおもっています。教員はブラックだと周りにも言われたりしましたが、それ以上にやりがいがある職業だと感じています。これまで出会った先生方に恵まれていたので、その環境に感謝し、今後はわたしがそのような存在になれたらなと思います。

なぎなたについては、来年8月の選手権ではより上位入賞を目指したいと思います。なぎなたを大学でやるとなると、県外に進学していく選択しかなかったので、県内でもできることを証明していけたらと考えています。沖縄大学のなぎなた部のメンバーが増えるといいなと思っています。後輩はもちろんですが、在学生のかたでもなぎなたに興味があれば是非入部してほしいです。運動が苦手な方でもできる競技ですし、ひとつのことに没頭できる人、集中力があるかたには向いている競技です。