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2025.01.17#イベント

第5回地域研究公開講座 「オーラル?ヒストリーを通じて沖縄現代史を学ぶ」が開催されました。★YouTube動画あり

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第5回沖縄大学地域研究公開講座「オーラル?ヒストリーを通じて沖縄現代史を学ぶ」がオンライン(zoomウェビナー)にて開催されました。

●日 時:12.月4日(水)16:00~17:00

●司 会?報告者:若林 千代(沖縄大学 日博体育,日博best365官网 経法商学科 教授)

●報告者:謝花 直美(琉球大学/沖縄大学 地域研究所 特別研究委員)

●開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)

●参加者からの感想(一部抜粋)

1沖縄のジャーナリストたちが市民に寄り添い、表面上は米軍と協力せざるを得ない市民の信頼を得、市民とともに圧倒的に力の差のある権力に抗ってきた様子がうかがえて感動を覚えました。今を生きる私たちを力づけ鼓舞してくれる、ジャーナリストのオーラル?ヒストリーを記録する試みは沖縄の戦後史に欠かせないものだと痛感しました。女性や子ども、高齢者や障がい者のオーラル?ヒストリーの記録も同様に不可欠だと感じました。50代地域研究所特別研究員
2新聞記者たちの取材手法なんて考えたこともなく、大変学びになりました。
一人だけ、野里洋さんは「汚名」を読んだので、アッと思いました。
70代一般
3若林先生が前段で研究主旨を整理してくださったことで非常に理解がしやすかったです。謝花先生の、記者としての経験と照らし合わせて先輩たちの報道姿勢を考えるという点が非常に興味深かったです。その点を踏まえると、時代が異なるという点はありますが、現在は米軍からのプレスリリースはどうなっているのか、それに対するメディアの姿勢などお伺いしたかったです。40代地域研究所特別研究員
4沖縄社会を見る時に、オーラル?ヒストリーの重要性は感じていたものの、ジャーナリストの視点で見るということ、記者の葛藤などを含めてみるというところがなるほど確かに!と興味深く感じていました。これから研究成果が出されるのを楽しみにしております。40代団体職員
5オーラルヒストリー、無知で沖縄の口腔事情かと思い珍しい?研究があるんだなと申し込みましたが、口述歴史、記者の活躍?実際のやりとり取材など知らなかったです。各新聞社の立場や、アメリカの出したい情報以外の話となど、それも知らない事ばかり。今は、SNSの影響もあり、悩ましいです。それでも真実を見極めていける自分を養いたいと思いました。50代自営業
6これまでの研究が継承され、積み上げられている事に敬意を表します。ますます難しい時代になっていると思いますが、研究の成果が沖縄の平和と発展に寄与することを願ってやみません。70代一般
7記者の聞き取りの手法として断片をつなげていくということがありましたが大変参考になります。
これまで聞き取りをしていろいろな人の話しをつなぎ合わせて理解してきたことが間違いではなかったと思いました。
60代自営業
8オーラルヒストリーにより記事に仕上げるまでの記者のがんばりが分かりました。米軍占領下では「公正中立」が対米軍という位相から、読者と記者で共有出来たと思います。復帰後は「公正中立」がどういう意味を指すのか、私自身時々混乱します。それぞれの立場で「公正中立」は変化するのかと思ったりします。万人に共通な「公正中立」があるのかしら?むしろ、自分の立ち位置を明確にしてその視座から見たり考えたり書いたりする必用があるのかもしれません。記名の記事はそういうことかなあと感じています。80代以上一般
9新聞では記事にできないこともあり、聞き取りが大切なのだなと思いました。60代一般
10改めて沖縄の記者の姿勢に感じるものがあった70代一般
11日本の中でこんな小さな沖縄県に新聞社が2社もあるのに女性のジャーナリストは何人いるのだろうか。女性の記者は何人いるのだろうか。
女性が書けば 新聞はもっと面白くなるのにと思いました。
70代大学生(沖縄大学)
12記者の話を記録するという取り組み、とても興味深く拝聴しました。今回は1時間という限られた時間だったため、もっとお二方のお話しを聞きたいと思いました。特に謝花さんがおっしゃっていた、女性、子ども、離島の人々など、健康な男性が社会の中心の世の中で、記録されてこなかった、フォーカスされてこなかった人たちの声を記録する取り組みについても聞きたいと思いました。次回がありましたら、ぜひまた参加したいです!30代会社員

講座の様子

左より若林 千代氏、謝花 直美氏