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2025.03.15#メディア掲載

ピカリと輝く沖大生!(74)70歳の卒業生!大学生活は楽しくかけがえのない時間!(福祉文化学科4年 佐藤恵子さん)

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夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。今回は、68歳で本学福祉文化学科2年次編入を果たし、昨日卒業を迎えた佐藤恵子さんにお話を伺いました。パーキンソン病を抱え、身体の自由がきくうちにやりたいことをやりたいと大学の門をたたき、真剣に学ぶ姿勢は多くの学生に勇気を与えてくれました。

福祉文化学科 佐藤恵子さん

卒業を迎えて今のお気持ちを聞かせてください。

「よくできたなと」この歳になって???。なんとか成績も普通に取れて卒業できたのは嬉しかったです。

大学進学のきっかけ、大学生活を振り返って

西原町出身で東京の短大に進学、その後結婚して神奈川県で生活をして子育てをしながら小学校の給食調理員を長らく勤めました。ひととおり終えた頃に、残念ながら63歳でパーキンソン病を宣告されました。身体が思うように動かなくなるまえに、できることをやりたいと、故郷沖縄で大学で学ぶことを決意したんです。何を学ぶかと考えて、福祉は一生関わる学問だなと思い、福祉文化学科に進学しました。
最初は履修登録などもよくわからず、パソコンが苦手なので困っていたんですが、わたしと同じように社会人枠で入学した仲間やゼミ生に支えられて、とても楽しく大学生活を送ることができました。ゼミ生たちとの交流は異なる意見に触れ、とても面白いものでした。特別扱いとかなくて「恵子さん、恵子さん」と孫と同じ年齢くらいのゼミ生がお友達のように接してくれたのはとてもありがたかったです。涙あり、笑いあり、学ぶことだけではないもう一つの学びがあって、大学進学の決断は大正解だったと思います。

ご家族は単身沖縄に行き、大学生活をおくりたいと話したときはどのような反応でしたか

やりたいことはがんばれと夫も息子も応援してくれました。今日も(卒業式に)夫はかけつけてくれて「よく頑張った」と話してくれました。

今後の目標を教えてください。

せっかく福祉の勉強をしたので社会に繋がることをやれたらと思っています。神奈川県で小学校の給食調理員をしていたことから、小学校でボランティア活動ができればというのが今の夢です。人の役にたつことができればと、身体が動くうちは頑張りたいです。

ゼミ生たちと一緒に。